将来期待の中学生スイマーの話題です。9月7日、岡山市で開かれた水泳大会に、夏の全国大会で優勝した選手らが出場しました。

7日に岡山市南区で行われた水泳大会には、県内の中学1・2年生が出場しました。女子の注目は200メートル自由形に出場した京山2年の森優です。

森は、8月の全国中学校体育大会で2年生ながら、100メートル背泳ぎで優勝しました。この大会では、普段なかなか出場しない種目に出て、タイムを伸ばしていくことを目標にしていたと言います。前半から積極的に泳ぐことを意識した森は独走状態で、1位でフィニッシュ。2分6秒30の大会新記録を樹立しました。

次は、200メートル個人メドレーに出場した森。バタフライで先頭に出ると、全国の頂点に立った得意の背泳ぎで後続との差をぐんぐん引き離します。苦手の平泳ぎでいかに耐えられるかを考えていたという森は粘りの泳ぎで先頭をキープ。最後は、この日、大会新をマークした自由形でラストスパート。大会記録には及びませんでしたが、2分23秒05で、2位と大差をつけて優勝しました。

(京山2年 森優選手)
「大会新は出たんですけど、2個目は出てないですけど、その中でも自分の納得のいくタイムが出なかったので、すごく悔しいです。海外遠征まだ1回しか行ったことがないですけど、日本選手権でも決勝に残れるようになって世界へ行けるようにしたいなと思っています」

一方、男子の注目は、総社東2年の廣瀬咲人です。7月の県中学校総体では100メートルと200メートルの平泳ぎで大会新記録をマークした廣瀬。8月の全国中学校体育大会に出場しましたが、いずれも決勝には進めませんでした。

この大会では、他の選手を寄せ付けない圧巻の泳ぎを見せます。廣瀬は100メートルで1分6秒51の大会新記録を飾り優勝。200メートルも大会新記録で優勝しました。

(総社東2年 廣瀬咲人選手)
「自己ベストでは無かったので悔しい所はあるんですけど、100メートルはそこまで悪くはなかったかなと思います。ジュニアオリンピックで優勝して全国中学も100・200メートルで優勝したいです」

岡山放送
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