8日、国内で約3年ぶりに観測された皆既月食。
千葉・市原市で撮影された午前3時10分ごろの映像では、「赤銅色」と呼ばれる独特の色に輝いて見えます。
皆既月食とは、太陽・地球・月が一直線に並び、月が地球の影に入ることで起きる現象。
太平洋側を中心に広く晴れていたこともあり、日本各地で観測されました。
今回は世界の各地でも皆既月食が見られ、エジプトではピラミッドとのコラボレーションも。
そして、8日夜から9日明け方にかけては、月と土星が接近します。
国立天文台によりますと、9日午前2時ごろに最接近し、南西の方角で肉眼でも見ることができるそうです。
さて、次回の皆既月食ですが、日本で見ることができそうなのは2026年の3月3日。
半年後の天体ショーも楽しみですね。