参院選での大敗から50日が経った9月7日、辞任を表明した石破首相。

 道内の有権者の反応は。

 衆参両院で与党が過半数割れとなった後も、アメリカとの関税交渉などを理由に続投してきた石破首相。

 史上初の「総裁選前倒し」が自民党内で強まる中、解散もにおわせていましたが、7日に突然辞任を表明しました。

 「政権発足から1年足らずでの石破首相の退任表明。道民はどう感じているのでしょうか」(板橋未悠アナウンサー)

 「もうちょっと早くてもよかったんじゃないかと思ってたんですけど」「周りの人が辞めていったからしょうがなくて辞めたように思う。辞任は遅かったかな」「自分の責任だって全て言ってるけど、もう少しやってほしかったね」(いずれも有権者)


 「国会議事堂前です。道内選出の議員からも”退陣やむなし”という声が聞こえています」(三宅真人記者)

 「参院選直後に決断してほしかったが、ぎりぎりのタイミングで決断してもらえらたのは良かった。参院選で民意が明確に示されたので、その責任をトップとして取るべきだった」(自民党 中村裕之衆院議員)

 「(辞任を)おおまかには評価はしたいと思います。ただ参議院選挙の結果が出たタイミングで(辞めなかった)というのは、果たしてどうだったかな」(自民党 東国幹衆院議員・財務大臣政務官)

 今後、ポスト石破を選ぶ総裁選が行われる見通しで、政治の空白はまだまだ続きそうです。

北海道文化放送
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