北陸新幹線の福井県内延伸でインバウンドの増加が期待されていますが、福井商工会議所が行った調査では、回答した企業の約6割が「インバウンドの来店はほとんどない」と感じていることが分かりました。
         
福井商工会議所は県内の小売・飲食・観光業など639の事業者に調査を依頼し、107件から回答がありました。
 
この結果、インバウンドの来店頻度が「年に1回から2回以下」または「全くない」と答えた事業者は約6割でした。
 
さらに、インバウンド対応を「今後強化したい」と答えたのは全体の約4割にとどまり、6割は消極的な姿勢を示しました。
 
インバウンド対応に向けての課題としては、対応できる人材が不足している点を挙げた事業者が最も多く、支援策として「インバウンドへの情報発信支援」など客の増加に向けた施策を強化する声が挙がりました。

福井テレビ
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