秋田県の鈴木知事が9月2日からの大雨で被害を受けた地域を訪れ、氾濫した川や住宅などを視察しました。
鈴木知事は6日、三種町や上小阿仁村などの被災地をまわり、五城目町では川が氾濫した内川地区を視察しました。
鈴木知事は、内川川で浸水被害を解消するための工事の準備中に今回の氾濫が起きたことなどの説明を受け、被害の深刻さを受け止めていました。
また、2年前にも浸水被害に遭った住宅を訪れ、住民を励ましていました。
冠水被害を受けた田んぼは流れ込んだ土砂などの撤去が困難で、農家は収穫前に大きな打撃を受けています。
鈴木健太知事:
「災害復旧工事中にさらに被害に遭っているとか、そういう場所が非常に多いので、被害が出やすい所を絞った上でしっかりと重点的に対策しないといけないという印象を受けた。」
県は、今後の対策を迅速に検討していきたいとしています。