産官学の様々な団体が防災や減災の取り組みを発信する、国内最大級の防災イベント“ぼうさいこくたい”が新潟市で始まりました。
9月6日、新潟市中央区の朱鷺メッセで始まった“ぼうさいこくたい”。
【坂井学 防災担当相】
「新潟県のこれまでの大災害の発生と、それを乗り越え復興を成し遂げてきた経験は、災害の教訓として各地に受け継がれ、災害対応に生かされている」
内閣府が主催するこのイベントは、日頃の防災意識を高めてもらおうと2016年から毎年行われていて、今年で10回目です。
中越地震など多くの災害を経験した県内で初めての開催となった今回は、全国から過去最多となる約470団体が参加し、防災・減災の取り組みを発信しています。
会場ではゲームや工作を通じ、子どもたちに防災について考えてもらう催しなども開かれ、訪れた人は防災の意識を改めていました。
【訪れた人は】
「(災害時は)防災リュックを持って避難所に避難する」
「楽しく防災のことを学べたので、家族で防災について考えるいい機会になった」
【花角知事】
「防災に関する啓発、県民の意識を高めていくのは行政としてしっかり取り組んでいきたい」
ぼうさいこくたいは7日まで開かれています。