諫早市の小学生が長崎大学の支援を受けて「橋」をテーマに郷土の歴史や文化、かつての災害について学んでいます。
上諫早小学校5年生の総合学習の一環「橋育」には、テーマごとに行政や地域の住民なども関わっています。
題材は「眼鏡橋」
68年前の1957年、630人が亡くなった諫早大水害の後、本明川の川幅を拡げるため眼鏡橋は公園に移設されました。
2024年から長崎大学教育学部の支援を受け、関係者の話を聞いたり、現地で視察をしたりしてきた子供たちは3つのグループに分かれて授業を受けます。
「構造班」は大村工業高校の生徒たちの指導を受けながら、眼鏡橋の模型にレンガを積み上げていきます。
土台を取り外すと、この通り!
高校生3人が乗っても崩れません。
子供たちはそれでも恐る恐る橋の模型を渡ります。
「いっぱい乗って壊れなかったので、びっくりしました」
「怖かった」
「支えがないから壊れないかなと(不安に)思ったけど壊れなかった」
「ちょっと怖かったけど3人で乗った時は怖くなかった」
将来的に土木に関わる仕事にも目を向けてほしいという授業、子供たちは10月に2年間学んできた成果を発表します。