「万博おばあちゃん」の愛称で親しまれている、山田外美代さん(76)が「万博を訪れた最多日数」でギネス世界記録に認定された。

■「愛・地球博(愛知万博)」をきっかけに万博のとりこになった山田さん
山田さんは2005年に地元・愛知で開催された「愛・地球博(愛知万博)」に毎日足を運び一躍有名となり、その後、世界で開催された全ての万博を訪れている。

■大阪・関西万博では会場の近くに引っ越し、5月に全パビリオン制覇
大阪・関西万博では、会場の近くに引っ越して毎日通い、5月に全てのパビリオン訪問を達成していた。
1970年の大阪万博で初めて万博に足を運んで以来、山田さんがこれまでに万博を訪れた日数はあわせて648日と最多となり、きょう=5日、ギネス世界記録に認定された。

「万博おばあちゃん」山田外美代さん:ここにお集まりいただいたみなさんにお礼を述べたいと思います。ありがとうございました。

■「きっかけは病気だった」と山田さん
「万博おばあちゃん」山田外美代さん:私は、万博が好きで毎日来たわけではなくて、最初のきっかけは病気をして。行くところを楽しい場所にということで、家族が「愛・地球博(愛知万博)」を選んでくれました。その日からだんだん友達ができて、パビリオンの中のすばらしさを感じて。パスポートも何もいらなくて、入場券を買って、そして毎日来て、いまがあります。

■「いろんな国に行くのにパスポートもビザもいらなくて、毎日通えるっていう世界は万博しかない」
「万博おばあちゃん」山田外美代さん:(日数)『648』という数字ですが、何も考えないで毎日来ています。毎日違うことが待っている会場、いろんな国に行くのにパスポートもビザもいらなくて、毎日通えるっていう世界は万博しかないと思っています。
