秋田市の園児が5日、ヒラメとマダイの稚魚を放流し「元気に帰ってきて」と願いを込めました。
放流式は、釣りの知識の普及や釣り場の整備に取り組む日本釣振興会秋田県支部が毎年行っていて、5日に秋田港で行われた放流式には、近くの土崎幼稚園の園児25人が参加しました。
放流したのは5~10センチほどに成長したヒラメとマダイの稚魚4000匹。園児たちはバケツに入れてもらったヒラメとマダイの稚魚を、大きく育つよう願いながら海に放ちました。命の大切さを感じてもらい、元気に育つための環境の保護を考えるきっかけにします。
参加した園児は「魚をジャーっと流すところが楽しかった。大きくなってほしい」と話していました。
稚魚は2年ほどで水揚げされる大きさまで成長します。