島根県東部の警察署に勤務する20代の女性巡査長が、警察署内のトイレで実弾入りの拳銃を不適切に扱ったとして、島根県警はこの女性巡査長を戒告処分としました。

島根県警によると20代の女性巡査長は今年6月、勤務先の警察署内のトイレで実弾入りの拳銃一丁が装着された腰に巻くベルトを手洗い場においたまま個室に入って用を足し、3分後に別の職員が手洗い場に置いたままになっていることに気づいたということです。

警察によるとこのトイレは一般の来訪者も利用できますが、拳銃に使用された形跡はなく、実弾もすべて残っていたということです。

警察の内規では拳銃入りのベルトを外す場合には首にかけるなどして体から外さないよう定めていて、島根県警はこの巡査長を4日付けで戒告処分としました。

島根県警はすべての部署に拳銃の適切な管理を指示するなどして再発防止に努めるといます。

TSKさんいん中央テレビ
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