8月12日午前、北海道小樽市築港の岸壁近くで女性の遺体が打ち上げられているのが見つかりました。
12日午前11時ごろ、近くの会社の従業員が女性の遺体を発見し「うつ伏せの女性の死体がある」と110番通報。駆け付けた警察がその場で死亡を確認しました。
司法解剖の結果、女性の死因は溺水による窒息と判明しました。
遺体には目立った外傷はなく、衣服が荒らされた様子もないことから、事件性は低いとみられています。
女性は、衣服やスニーカー、帽子、スカーフを身に着けていて、約200メートル離れた岸壁付近で、女性のものとみられるリュックサックや傘、杖なども発見されました。
その中から交通系ICカードが見つかり、警察が履歴を調べたところJR星置駅からJR築港駅を移動していたことが確認され、防犯カメラでJR星置駅を利用する姿が確認されました。
しかし身元を示すものは見つかっておらず、行方不明届けもでていないことから、警察は女性の衣服や所持品を公開し、身元の特定に繋がる情報提供を呼び掛けています。
<女性の特徴と所持品>
■推定年齢 50歳代以上
■身長 150センチくらい
■体格は肥満
■左下に部分入れ歯
■白色半袖ブラウス、黒色カーディガン、灰色ズボン
■黒とピンクのスニーカー、紺色帽子、白色地に青とピンク柄のスカーフ
<女性のものとみられる所持品>
■グレーの「anello GRANDE」タグ付きリュックサック
■ピンク花柄の「Rainbow Drop」タグ付き傘
■ピンクの折りたたみ式杖(グレーのケース入り)
■リュックサックには、パーカー、折りたたみ椅子、折りたたみ傘、タオル、腕時計、鍵2本、えんじの眼鏡、ボディスプレー、Kitakaや時刻表が入ったパスケース
〈情報提供連絡先〉
小樽警察署(刑事第一課)電話0134-27-0110