富山市八尾町で1日に始まった「おわら風の盆」は、初日、去年を上回る8万人が訪れ、訪れた人たちが情緒あふれる踊りを堪能しました。
五穀豊穣などを願って三日三晩踊り明かすおわら風の盆。
初日の1日、浴衣や法被に編み笠姿の踊り手たちが、哀愁漂う胡弓や三味線の音色、唄にあわせて優美な踊りを披露し、訪れた多くの人が見入っていました。
猛暑となった1日の「坂のまち」八尾ですが、去年を1万人上回る8万人が訪れたということです。
1日夜も踊り手たちが町を練り歩く町流しなどが行われ、勇壮な男踊りと優雅で気品のある女踊りに国内外の観光客が酔いしれました。
*観客
「名古屋の方から来た。(踊りの)指先がすごく美しくて感動した」
おわら風の盆は3日まで開かれます。