コメの高騰が続く中、江戸時代から現代にかけてコメの価格が上がったのはどんな場合なのかをたどる企画展が、福井市の県文書館で開かれています。
企画展では、江戸時代から現代までの約400年間のコメの値段や流通に関する県内の古文書や歴史的公文書14点が展示されています。
福井市の豪農だった坪川家の幕末に記された古文書には、コメの取引実績が書き留めてあり、8カ月ほどの間に価格が3倍ほどに高騰したことも記されています。
また、全国と県内の米価の変遷を、江戸時代、戦前、戦後ごとにまとめたグラフも展示され、米価がどんな時に高騰したのか、その歴史をたどることができます。
企画展は10月17日までです。