収穫が10月に迫った大野市特産の「上庄さといも」。高齢化する農家に代わってその魅力を発信しようと市内の高校生たちが奮闘しています。農作業を手伝いながら、サトイモ畑からSNSで動画を発信します。
「上庄里いも応援プロジェクト」と題して魅力を発信しているのは、奥越明成高校ビジネス情報科の3年生27人です。生徒たちは大野特産のサトイモを全国に広め、高齢化が進む農家の力になりたいと、5月にプロジェクトをスタートしました。
生徒たちは畑の草むしりや水やりといった農作業を手伝いながら、サトイモをイメージした新たなキャラクターやオリジナルすごろくを作成。生徒たちで運営するウェブサイトでの販売や、ふるさと納税の返礼品の登録に携わり販売を応援してきました。
9月17日、生徒11人が上庄地区の畑を訪れ、PR動画を撮影しました。
「上庄さといもめっちゃうまい!待っててねー!」(PR動画)
生徒たちは「最初は葉っぱがドングリくらい小さかったけど、今は僕の顔より大きくなっていて楽しみ」「あまりメジャーな食べ物ではないので、もっと自分たちで色々発信できたらと思う」と意欲を語りました。
10月には、サトイモの収穫や箱詰めも手伝い、上庄さといもを使った「のっぺい汁」をイベントでふるまう予定です。