来月、新シーズンが始まるバレーボールのSVリーグ。★タイトル今シーズン、新戦力の補強に成功したPFUブルーキャッツ石川かほくはこの週末、ここまでの実力を確かめるプレシーズンマッチに臨みました。
世界最高峰のリーグを目指し去年10月に発足したバレーボールのSVリーグ。初年度、14チーム中10位に終わったPFUブルーキャッツ石川かほくは再起を図る今シーズン、新戦力の補強に積極的に取り組みました。中でも注目は・・・
会場アナウンス：
11番セッター、松井珠己！
現役の日本代表セッター松井珠己選手です。
秋末リポ：
新戦力に現役の日本代表セッターを迎えたブルーキャッツ。きょうはどんなバレーを展開するのでしょうか。
８月30日に行われたKUROBEとのプレシーズンマッチに松井は早速スタメン出場。ただ、チームに本格的に合流してからまだ2か月。なかなかリズムを作れず、第1セットを失います。
メンバーを変えて臨んだ第2セット、少しずつその力を発揮します。松井の持ち味であるスパイカーを動かす攻撃でリードを奪います。
しかし、最後は相手の粘りに屈して逆転負け。残る2セットは取り返したものの、今シーズン、再起に向け課題を残す戦いになりました。
松井珠己選手：
新しく今シーズン加入して、初めての対外試合だったんですけど、自分の中で試合感覚やチームとのフィット感はあんまりまだなくて、個人としても不安がありながらプレーをしている状態が、きょうはすごく長かった。
馬場大拓監督：
ゲームの中でしっかりと前を向いてプレーをすることとか、ブロックでの貢献、ディフェンスでの貢献というところは、見せてくれたのでワンプレーワンプレー、割り切りながらやってくれたというのはすごく良かったと思っています。
これまで海外クラブでの経験も豊富な松井選手。若い選手の多いブルーキャッツにとって今後の彼女の活躍が浮沈のカギを握ります。
