たわわに実ったりんご…島根県飯南町では、観光りんご園が9月1日から営業を始めました。
中村友香記者:
甘酸っぱくてジューシーで、リンゴの濃い味がします。普段食べているものより全然味が違います。
ここ赤来高原観光りんご園では、2ヘクタールの畑にあわせておよそ800本の木が植えられ、8つの品種が栽培されています。
オープン当初のこの時期に旬を迎えたのは「さんさ」と呼ばれる品種。県内ではあまり出回ることがなく”幻のりんご”とも呼ばれています。
オープン初日、最初に訪れたのはこちらの女性。
この”幻のりんご”を目当てに30年以上、初日に訪れているということです。
観光客:
「味が濃いです。待っていた甲斐がありました。なるべく1日に必ず来るようにしています。」
「暑かっただけに甘い。やっぱりすごい甘いというか濃い感じがします」
このりんご園では今シーズン、猛暑の影響で一部に実や葉が日焼けする被害があったということです。また少雨の影響で実はやや小ぶりですが、その分、味が濃く、甘く仕上がりました。
赤来高原観光りんご園・中岡啓代表:
ちょっと雨が少なかったので若干小ぶりですがその味が凝縮してとてもおいしくなっています。
特に時間制限解かなくて、お弁当も持ち込めますし、ここでゆっくりとした時間を過ごして欲しいと思います。
このリンゴ園は、11月9日まで営業。時期ごとに楽しめる品種が変わるということです。