2025年11月に日本で初めて開かれる聴覚障害者の国際スポーツ大会、「デフリンピック」に出場する香川県出身の片山結愛選手が9月1日、香川県庁を訪れ、大会での活躍を誓いました。
香川県の池田知事を表敬訪問したのは、デフバドミントンの日本代表で、綾川町出身の片山結愛選手です。片山選手は「本番では自分らしい思い切りの良さと粘り強さを発揮して頑張りたい」と抱負を述べました。
これに対し池田知事は、「大きな成果をあげてください。県民みんなで応援しています」と激励しました。
生まれつき難聴の片山選手は、高校生の時にデフバドミントンと出合い現在は、岡山の大学に通いながら母校の高松西高校を拠点に練習を続けています。
(デフバドミントン日本代表 片山結愛選手)
「自分と同じような境遇の聞こえない子供たちに夢や希望を与えられるようなプレーができるよう頑張りたい。目標は個人戦と団体戦ともに金メダルを目指して頑張りたい。」
また、デフリンピックの認知度向上などを目的に全国を巡回しているキャラバンカーも9月1日に県庁に到着しました。東京2025デフリンピックは、2025年11月15日に開幕し、片山選手は、デフバドミントン混合ダブルスと団体戦に出場します。