善通寺市の陸上自衛隊第14旅団は9月1日、徳島県板野町で発生した山林火災の消火活動をしていたヘリコプターの部品を紛失したと発表しました。
紛失したのは中部方面航空隊所属のヘリコプター「CH-47JA」の部品です。水を運ぶ容器とワイヤーをつなぐステンレス製の「シャックル」と呼ばれる部品で、重さが約30グラムです。
◆ヘリは火災現場と川股ダム(東かがわ市)上空など飛行
ヘリは8月31日の午後2時20分ごろ徳島県板野町の公園「あすたむらんど徳島」を離陸した後、東かがわ市の「川股ダム」と板野町内の火災現場を往復。午後5時10分ごろに徳島県松茂町の自衛隊施設で行った点検で紛失していることがわかったものです。
飛行中に落下したおそれがありますが、いまのところ被害の報告はないということです。陸上自衛隊第14旅団では部品を発見した場合は、自衛隊まで連絡するよう呼びかけています。