北海道南部のせたな町で住宅の敷地内にある物置の引き戸を引っかくクマが目撃されました。同じ地区内で1日に3件、クマが目撃されていることから、警察は警戒を強めています。

 8月30日午前9時30分ごろ、せたな町瀬棚区北島歌に住む70代女性が自宅の居間で知人と電話中、屋外にある物置の引き戸を立ち上がって引っかくクマを窓越しに目撃しました。

 警察によりますと、クマは体長1.8メートル。物置の中には魚が入った冷凍庫があったということです。

 クマは引き戸を開けることができず、最初の目撃から10分後、住宅の南にある森に立ち去りました。

 この地区では30日午後5時40分にも木の上にいるクマが目撃されました。

 現場は最初の目撃場所から北東に300メートル離れた住宅地です。

 警察によりますと、パトカーで地域を巡回していた警察官2人が屋外にいた住民を発見。

 クマへの注意を呼びかけたところ、住民から「クマがいる」と声をかけられました。

 警察官が見上げたところ、住宅の裏にある森の中の木の上にクマ1頭(体長約1.2メートル)がいました。

 当時、出動したハンターが木から下りて森の中に立ち去るクマを追跡。

 森の中で1発、発砲しましたが命中したかはわかっていません。

 1時間後の午後6時30分には、2番目の現場から北東に300メートル地点の国道229号線上でもクマ1頭(体長約1.5メートル)が目撃されました。

 北から南に走っていた車に乗っていた30代男性が東から西に道路を横断するクマ1頭を目撃しました。

 目撃されたクマがすべて同じ個体なのかは分かっていません。

 警察は同じ地区で1日に3件の目撃情報があることから、パトロールを強化し注意を呼びかけています。

北海道文化放送
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