産科がなかった神石高原町に新しく産婦人科と助産院が開設されることになり、きょう、施設の内部が地元の関係者にお披露目されました。
神石高原町で新たに開院するのは「神石のたまご産婦人科」と「神石のたまご助産院」です。
まちおこし会社の「ＭＳＥＲＲＮＴ」が町外から、医師や助産師を誘致しました。
クリニックは同じ建物内に併設されていて、妊娠・出産を、切れ目なく支援できるとしています。
町によりますと妊婦の多くは福山市などに通院していて、町内に産科ができるのは２００４年に４町村が合併して以降、初めてだということです。
【福山市で出産した町民】
「ここで産みたい、ここで子育てしたいという人がふえたらなと思います」
【神石のたまご産婦人科・日下剛院長】
「良い地域社会をつくって地域創生みたいな話にもつながればいいと思っています」
産婦人科は来月２日、助産院は１０月１日にオープンする予定です。
