尾道市が進める小中学校の新校舎建設をめぐり、市民の意見交換会がきのう夜、開かれました。
尾道市は、この春市内3つの小学校と2つの中学校を統合していて、現在、新校舎を建設する計画を進めています。
これに対し、児童数の減少などを理由に今ある校舎を活用すべきと主張する住民が、今月、新校舎建設計画の中止を求めて監査請求をおこないました。
建設計画に反対する市民団体は、昨夜、意見交換会を開き、出席した市民からは校舎の新築ではなく、貧困問題などに税金を使うべきなどといった声が上がりました。
【出席者は】
「少子化が分かったうえでこんなことをしているというのは議員の認識はどういうところにあるのか市長の認識がどこにあるのか」
「将来について責任を持てることをやってほしい」
会合で出た意見は住民監査の請求人でもある市民団体の代表者が監査委員へ伝えることにしています。