2024年の大雨で内水氾濫(はんらん)があった酒田市の竹田地区で、国などとの意見交換会が開かれた。減災対策の案が示される中、住民側は引き続き排水能力が高い新しいポンプの設置を求めていく考え。

酒田市の竹田地区は、2024年7月の大雨による内水氾濫で、床上浸水や田畑の冠水など大きな被害があった。

被害が拡大した最大の要因は排水ポンプの故障。
しかし国や県・市は、排水ポンプの能力には限界があるとしていて、28日の意見交換会で被害の軽減に向けた減災対策の案を示した。

<減災対策の具体的>
●最上川の水位を下げるために川を削る河道掘削
●防水壁を作る
●排水機場の耐水化
●災害時の情報発信
●防災訓練 など21項目

これに対し住民からは…。

(住民)
「減災計画で一番大きいのは河道の掘削。ポンプを大きく出来ないという今の状態であれば、掘削作業のスピードアップを考えてもらうことはできないか」

「災害時は『避難してください』と一言いえば済むことなので、危険が一目瞭然にわかるように考えてほしい」

「竹田地区の水害に特化した防災訓練を実施してほしい」

示された減災対策に理解を示す一方で、今回も住民から相次いだのは“より排水能力が高い新たなポンプの設置”を求める声。

(竹田自治会・新舘元行会長)
「また同じような雨が降った時に本当に排水できるのか。地区民の願いとしては『ポンプを大きくしてほしい』というのが一番」

国は、大雨で故障した排水ポンプの本格復旧に向けた工事を、2025年度中に完了させる方針。

さくらんぼテレビ
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