まだまだ厳しい暑さが続いています。
そんな中で欠かせないのが、サングラスです。
ニーズが高まっている一方、選び方に意外な注意点もあるということで、取材してきました。
■厳しい暑さ…紫外線で角膜に傷の可能性も「目の日焼け」
8月も終わりが近づいていますが、28日も各地で厳しい暑さに…。
【街の人】「夏の日差しは特に心配です。日焼けが」
【街の人】「目が疲れたみたいな感じなのは、ちょっと感じます」
気象庁によると、外出自粛を促す「非常に強い」レベル以上の紫外線を観測する日が、この35年間で倍増。
そんな中、気を付ける必要があるのが、目の日焼けです。
その原因となるのが「紫外線」で、目に浴び続けると、充血してしまったり、角膜に傷がついてしまうこともあるというのです。
■「紫外線」の影響で目に傷が 「白内障」リスクも
大阪市内の眼科を訪ねると…。
この70代の女性は、目の手術後に毎月、受診しているということでしたが…。
【つじもと眼科クリニック 辻本真実院長】「日傘とか差してはります?」
【70代の女性】「差してないです」
【つじもと眼科クリニック 辻本真実院長】「差してた方がいいかもしれない。紫外線の刺激とかで傷が増えてくるから。紫外線よけを考えてもらった方が安心」
「紫外線」の影響もあって、目に傷がついていると診断されました。
【つじもと眼科クリニック 辻本真実院長】「目というのは、そのまま粘膜がむき出しになっている器官なので、紫外線の影響が直接当たってしまうので、すぐに変化が出やすい」
さらに辻本院長によると、紫外線を浴び続けることで「白内障」を引き起こすこともあるということです。
【つじもと眼科クリニック 辻本真実院長】「(紫外線は)水晶体の濁りを進ませるような変化を促してしまうので、白内障は進みやすくなります」
■サングラスで紫外線対策 「newsランナー」のあの人も愛用
こうした中、いま、増えているのが、「サングラス」での紫外線対策です。
27日朝、取材すると、サングラスをかけて通勤する人の姿が。
【街の人】「最近、暑すぎて日差しも強いので、つけ始めたら、めっちゃ快適やなと思い、それから続けています」
【街の人】「紫外線が目に良くないかなと思ったので、最近よくかけています。(サングラスがないと)目が痛くなったり、焼けてる感があるので。かけてるかけてないで違います」
さらにこの人もサングラスを毎日、愛用していました。
(Q. 功兼さんって、サングラス使いますか?)
【関西テレビ 吉原功兼キャスター】「毎日使ってるよ。僕ドライアイで、すぐ目が充血しちゃうから、目を保護するためにも、毎日外出るときにつけてて、オシャレとかという感じではなく、普通に目を守るために使ってます」
(Q.恰好つけてるわけではない?)
【関西テレビ 吉原功兼キャスター】「そういわれると、ちょっとだけ…。いやそんな、ないですよ!あれ滑ってた?」
「newsランナー」の吉原功兼キャスターも愛用するサングラスですが、実はこの夏、すごく売れているのです。
■メガネにサングラスの機能を加えた商品 売り上げが倍以上の商品も
大阪市内のメガネ店には、サングラスがずらり!
さらにメガネにサングラスのような機能を加えた商品も充実し、去年から売上が倍以上に増えたものも。
【オンデーズ 神村則英さん】「普段の通学通勤だったり、日常使いもできて、目のケアもできるというところも需要と供給がはまっているのかな」
また、「ファミリーマート」では、オリジナルのサングラスが発売から、およそ3週間でほぼ完売!
■大人顔負け!ブランド品の子供用サングラスも
さらに…。
【記者リポート】「最近では、なんと子供用のサングラスもこんなにそろっています」
こちらは人気ブランドレイバンのサングラス。
子供用眼鏡の専門店でも、大人顔負けのブランド品が並んでいます。
【愛眼 岩崎綾香さん】「目は“むき出しの臓器”とも言われるので、小さいころから目の保護は大切」
■京都府警では全ての職員がサングラス着用可に
サングラスの使用は、行楽や日常生活にとどまりません。
京都府警ではことし5月から、これまで着用が許されていた白バイ隊だけではなく、全ての職員がサングラスを着用し勤務できるようになりました。
あの某刑事ドラマを意識して…ではなく、紫外線による健康被害の防止や、まぶしさの軽減などが狙いです。
■女子高生の制服にもサングラスが
サングラスはついにこんな場所にも…。
「かわいいよ」「これにピンクがかわいい」
サングラスを選んでいるのは、中高生たち。
東京の女子高がメガネブランドのZOFFとタッグを組み、制服にサングラスを取り入れたのです。
【生徒】「盛夏服に似合うかなと思って。夏っぽいかなと思って、これにしました」
■サングラス選びのポイント1つ目は「レンズの濃さ」
強い紫外線の中では必要不可欠になっているサングラス。
実は、ものによっては大きな効果が得られないこともあるというのです。
サングラスを愛用する吉原キャスターに色々教えてくれたのは、紫外線の目への影響について研究する、金沢医科大学の初坂奈津子助教です。
【金沢医科大学・眼科学講座 初坂奈津子助教】「サングラスを選ぶポイントの1つは、レンズの色なんです。色が濃いからUVカットが高いとか、色が薄いからUVカットしないっていうことではない」
ポイントの1つ目は、「レンズの濃さ」。濃すぎると瞳孔が開いて、紫外線が目に入りやすくなることがあるそうです。日常生活では、色が薄いものでもいいそうです。
■2つ目のポイントは「フレームの横部分の太さ」
【吉原キャスター】「軽くてクリアな色ですねあります。ドーン」
【金沢医科大学・眼科学講座 初坂奈津子助教】「うーん…。いいんですけど、すきまが開いてるので、日差しが強い所に行く時は、気を付けないといけない。柄の部分とレンズの部分のすきまが大きければ大きいほど、そこから(紫外線が)回り込んできます」
2つ目のポイントは、「フレームの横の部分の太さ」。
フレームの横の部分が太いと紫外線の影響を9割以上カットできたのに対し、細いとカットできたのは、7割ほどという実験結果も…。
【吉原キャスター】「柄が太いサングラス、こちらです」
【金沢医科大学・眼科学講座 初坂奈津子助教】「いいじゃないですか。目が横からも見えないぐらい太いっていうのは、その分遮っているので、(紫外線が)散乱してくる成分もガードできている。かけていて、あまり苦にならないような形を選んでもらうのが一番いい」
強い日差しから大切な目を守る「サングラス」。
皆さんも、自分にあったものを探してみてはいかがでしょうか。
(関西テレビ「newsランナー」2025年8月28日放送)