連日目撃が相次ぐクマについて。宮城県内では8月27日夜から28日にかけ、6つの地域で目撃情報がありました。こうしたなか、県は8月末までとしていたクマ出没警報を、9月末まで延長することを決めました。
記者リポート
「住宅街の中にある中学校、脇にある坂道を通ってすぐの場所でクマが目撃されました」
警察によりますと、富谷市成田3丁目では、27日午後9時50分ごろ、車で通りかかった人から「成田中学校の北側にクマがいる」と、通報がありました。
警察は学校と情報を共有し、28日は登校時間前から周辺の警戒にあたりました。
県内では、27日夜から28日にかけ、青葉区芋沢・高野原、石巻市相野谷、名取市那智が丘、大和町落合松坂でもクマが目撃されています。
こうしたなか、県は、引き続き人身被害が発生する恐れがあるとして、8月末までとしていた「クマ出没警報」を9月末まで延長することを決めました。
県自然保護課 尾形めぐみ課長補佐
「冬眠に向けて、クマが栄養を蓄えていく時期になる。今年はクマの餌となるブナの実が大凶作という予測がされているので、餌を求めて行動範囲を広げてくる」
県によりますと、8月28日までに過去5年間の8月の平均と比べ3割以上多い、167件の目撃情報が寄せられているということです。