大分県産品の海外進出を後押ししようと、輸出を考える企業と海外に販路を持つ商社との商談会が大分市で開かれました。

この商談会は、ジェトロ大分が開いたものです。28日は県内を中心にあわせて15の企業と団体が参加し、海外に販路を持つ国内の商社5社との商談に臨みました。

このうち、シイタケやユズといった県産品をブレンドしたオリジナルスパイスなどの製造販売を行う日田市の団体は、ヨーロッパを中心に輸出を行う宮城県の商社と商談を行っていました。

◆日田市の団体
「こういった機会をきっかけにして全世界に展開していければ」

輸出を巡っては、アメリカのトランプ政権の関税政策の影響が懸念されています。

商社からは多くの国に販路を持つことを勧める声が聞かれました。

◆宮城県の商社
「今後ヨーロッパの方に(輸出を)シフトしていくとか東南アジアも非常に購買力が伸びてきていたりするので、そういった新しい市場を開拓するのがいいのではないか」

商談会を主催したジェトロ大分は「魅力あふれる大分の製品が海外に進出するきっかけになれば」と話しています。

テレビ大分
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