ことし6月大阪市立中学校の3年生が自殺し、第三者委員会がいじめが原因の疑いがあるとして調査していることが分かりました。
大阪市教育委員会によるとことし6月、大阪市立中学校に通う3年の男子生徒が自宅で自殺しました。
学校はことし4月以降、同級生から男子生徒に対しての暴力やからかう発言などが複数回あったことを把握していました。
また、保護者からは男子生徒が「教師から胸ぐらをつかまれた」という相談もあったということです。
これを受けてことし6月から第三者委員会が初動調査を始めていて、いじめの疑いがある複数の行為が確認されたということです。
第三者委員会は今後、自殺といじめの因果関係や教員の指導が適切だったかなどを詳しく調べる方針です。