神奈川・東名高速道路で8月10日、走行中の白い車が水たまりにはまり、スリップする危険な状況が起こった。大きな水しぶきで後続車の視界も一時ゼロになった。茨城・結城市でも、冠水道路に気づかず進入する事例があり、水しぶきが上がり前方の視界が塞がれる事態となった。
隠れ水たまり…夜の高速道路で大きな水しぶきが視界を奪う
8月10日午後11時頃、神奈川・東名高速でカメラが捉えたある現象。
雨が多いこの時期は、特に注意が必要だ。

左側から来た白い車が前に車線変更した次の瞬間、白い車を覆い尽くすほどの大きな水しぶきが上がり、車体が見えなくなった。
そして、再び白い車を捉えた時にはスリップしたのか、横向きになっていた。
撮影者は「(白い車が)水たまりにはまった時に(水しぶきが)バってこっちまで来て、一瞬前は見えなかった」と当時の状況を語った。

この時、後ろを走っていた撮影者は、「(水たまりで)ハンドルをもっていかれた感じはするが、大きな水たまりがあるとは思わなかったので…」と、道路に違和感を覚えたと話す。
直前まで、ハンドルを取られるほどの大きな水たまりの存在には気がつかなかったという。
冠水道路に気づかず…突然水しぶきが上がり前方の視界を塞ぐ
茨城・結城市でドライブレコーダー映像が捉えたのは、同様のケースに巻き込まれた車だ。

走行中に突然、轟音とともに水しぶきが上がり前方の視界が塞がれた。
まだ陽が暮れる前の、道路の白線がはっきりと確認できる時間だが、道路が冠水していることに気がつかず、そのまま突っ込んでしまった。
一方、先ほどの神奈川・東名高速道路では「街灯のみ」の夜道の状況だった。
撮影者は、「僕もはまったときに『あっ!やばい』と思って…。誰しもが起こりうることなのかな」と危険を感じたと語った。
(「イット!」8月27日放送より)
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