東京都心で史上最長となる10日連続での猛暑日を記録する中、今、暑さに強く栄養価の高い野菜が脚光を浴びています。

27日、都内で行われたのはスーパーベジタブルの発表会。

普通のパプリカに比べて倍以上の大きさに育った「横綱パプリカ」。
その名のとおり“重量級”でありながらも肉厚でジューシーな味わいが人気です。

さらに、個性的で美しい色合いが目を引くのは「カメレオンパプリカ」。
天候不良によって収穫サイクルがずれてしまい、やむなく大量に収穫されたパプリカです。

試食した記者は「口に入れた瞬間に水分がじゅわっと広がります。いつも食べているパプリカよりも肉厚でシャキシャキとした食感が強いように感じます」と話し、「後味もさっぱりしていて暑い夏にぴったり」だといいます。

そして特に注目を集めているというのが、栄養価の高い野菜「ビーツ」。

「イット!」が東京・渋谷区にあるカフェ「The Beet」に向かうと、開店直後にもかかわらず、すでに多くのお客さんでにぎわっていて、女性客を中心に大繁盛。

皆さんのお目当ては新鮮なフルーツたっぷりの「アサイーボウル」ですが、この中にビーツが入っているといいます。

ビーツ自体は苦みのある野菜ですが、試食した浅倉美恩キャスターは「すごくもったりしていて、アサイーの味がすごく感じられます。これ本当にビーツ入っているんですよね?ビーツの味はほとんどしないです。こんなに味がしなくてもビーツの栄養素がたくさんとれるってすごくうれしいですね」と話します。

ビーツはカリウムや鉄、ポリフェノールなど栄養満点で、血圧を下げたり、冷え性やむくみ解消も期待できるスーパーフード。
アサイーに練り込むことで特徴的なえぐみも消え、食べやすく、新時代の高栄養最強コラボです。

アサイーボウルを食べた人は「普通に他のアサイーと食べた感じで、違和感なくおいしく食べられました」「すごく体にいい栄養素が入ってて、女性にもいい栄養素で、とてもおいしい」「ビーツ自体、案外安く買えるし、調理も楽だし、すごく貧血にいいからよく家で食べてます」と話しました。

さらに、鳥取でアサイーのお店を営んでいるという男性は「いいアクセントになっていておいしい。使ってみてもいいのかなと勉強させていただきました」と話していました。

The Beet・中山英一さん:
“飲む血液”なんていわれるが、特にアスリートの方は持久力が向上するっていわれている。(お店に)通ってる方では、体調がすごく改善されたってお客さまは多い。