27日正午頃、坂井市内で住宅1棟と隣接する倉庫を全焼する火事がありました。けが人はいませんでした。警察は、落雷が原因の可能性もあるとみてて調べを進めています。
火事があったのは坂井市坂井町下兵庫の70代男性の住宅です。
警察や消防によりますと、27日正午頃「住宅から火が出ている。隣の家に燃え移りそうだ」と近所の人から119番通報がありました。
火は約2時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅と隣接する倉庫が全焼しました。
出火当時、この家に1人で住む男性は外出していて、けがはありませんでした。
近くに住む人は―
「落雷で自宅のブレーカーが落ち、2階の照明器具が落ちた。真っ暗な中で2階に様子を見に行ったら、近くの家から火の手が上がっていた」
火事があった時間帯、福井地方気象台は県内全域に雷注意報を発令していました。
警察や消防では、出火原因は落雷の可能性もあるとして詳しく調べています。