福井市が近隣住民を対象に25日夜に開いた説明会では、騒音などへの対策や収支計画の実現性について懸念の声が多く上がっていましたが、県民はアリーナ建設にどのようなスタンスなのか、福井駅前で聞きました。
Q.福井アリーナの建設には賛成か反対か―
【賛成】「駅の近くにスポーツ施設がないと駅周辺が活性化しない」
「こういう場所があってもいい。ただ、交通の問題は不安」
【反対】「そんなにお金をかけてすることかな…」
「運動公園に立派な施設がある」
40人に聞いた結果、賛成23、反対17という結果になりました。
世代別では、30代までの若い世代は「賛成」が圧倒的に多く、40代以上の世代では拮抗する傾向が見られました。
また「分からない」という声も少なからずありました。
アリーナを使うのも県民ならば、支えるのも県民。その視点を忘れず議論する必要があります。
9月に入れば市議会や県議会も始まりますが、地元が納得できる財政の見える化や、継続可能な運営について、未来を見据えが議論が求められます。