「“小さな片づけ”すら面倒くさい!」という方には、こんな作業もおすすめです。

・玄関の靴を揃える
・財布の中にあるレシートを捨てる
・机の上にあるペンのうち、「書けない」「書きづらい」ものを捨てる
・引き出し、スイッチ、取っ手などをどれか1つだけ拭く
・スマホの中で「使っていないアプリ」を1個だけ削除する

(玄関の靴を揃えるなど簡単な作業から… 画像:イメージ)
(玄関の靴を揃えるなど簡単な作業から… 画像:イメージ)

なんてことのない作業ですが、地味に「私のために片づけた」という達成感が得られるものばかり。

目に見える成果はもちろんのこと、「セルフケアできた」という精神的な充実感が得られます。

週末のリセットタイム15分の中に組み込んでみてもいいかもしれません。

ただし、あまりハードルを上げてがんばりすぎないようにしてくださいね。

こうやって、月曜日の自分のためのリセットタイムを行ったら、あとは好きにくつろぎましょう。

家族で雑談するのも楽しいですし、動画を観ながらエクササイズしてもいいですよね。

「早くベッドに入っちゃおう」も、もちろんアリです!

時短は「豊かな時間をつくる」ための手段

時短は目的ではなく手段です。

家事や片づけ、仕事を効率よくこなす先には「豊かな時間をつくる」という目的があるのを、決して忘れないでください。

私が提唱する時間術は、「効率よく時間を使い、より忙しくなる」ことを目指しているわけではありません。

やるべきことをまとめ、整理し、その結果、慌ただしくなりがちな心や脳を落ち着かせて、

本当にやりたいことをクリアにすることを目指しています。

そして余裕は余裕として楽しむのが、下村志保美流の時間術です。

「やりたいこと」を見つける方法は?

「3年以内に○○の分野で起業したいから、まずは□□の資格を取って……」などの明確な目標がある人は、まず珍しいのではないでしょうか。

過去の私もそうでした。

段取りよく家事や掃除をこなしても、肝心の「やりたい」ことがわからずに、時間を持て余していた時代が長かったのです。