福井大学は、21日に行われた大学院の入試で出題ミスがあったと発表しました。誤りがあった問題については全員を正解としたうえで、合否の判定に影響はないとしています。
出題ミスがあったのは、8月21日に行われた大学院工学研究科博士前期課程の産業創成工学専攻、生物応用化学コースの一般選抜試験です。選択科目の物理化学の問題の化学式に誤りがありました。
試験終了後に受験生から指摘があり判明しました。
入試は23人が受験していて、うち3人がこの科目を選択していましたが、3人全員について、出題ミスがあった問題を正解とする措置をとりました。大学では合否の判定に影響はないとしたうで「多大なるご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。この事態を真摯に受け止め、今後、このようなことがないよう、再発防止に努めて参ります」としています。
