26日は、誰もが“ゆる~く”楽しめる話題のスポーツに注目しました。

東京・渋谷区の会場で子供たちが熱中しているのは、その名も「ゆるスポーツ」。

年齢や性別、障害の有無にかかわらず、みんなが気軽に楽しめることを目指して、世界ゆるスポーツ協会が開催する夏祭りです。

「ゆるスポーツ」は10年前に誕生し競技の数は増え続けていて、今では120以上もあるんです。

例えば、画面に表示されるピクトグラムと10秒以内に同じポーズをとる「ピクトグラミー」。
「シンクロ率」に応じて得点が決まります。

特に人気なのは、「オシリウスの塔」。
世界初の「お尻で作る文字」で競うスポーツです。

ルールは簡単で、よりたくさん、より大きなおしりを生み出した人が勝ちです。

普段使わないひざ周りの筋肉も鍛えられるそうです。

実際に体験した子供たちは「腰のトレーニングになりました」「お尻が重いです」と話しました。

さらに、28日に初公開される新競技を今回、記者が特別に体験してきました。

目、眉、口などの顔の表情筋を使った「顔スポ」です。

体験した記者は「普段口を縦に上下する動きってなかなかしないので、口角が上がってピリピリして痛いです」と話しました。

世界ゆるスポーツ協会 代表理事・澤田智洋さん:
自分の体とか自分の動きが好きになると、自分のことが好きになる。みんなが自分の体がいいな、自分っていいなって思えるような社会をつくりたい。

準備運動や練習は不要。
誰でも「ゆるアスリート」になれますよ。