地域航空会社トキエアが新潟空港と和歌山県の空港を結ぶ初のチャーター便を運航しました。交流人口の拡大に向け、地域航空会社の取り組みに注目です。

8月26日、新潟空港に到着した地域航空会社トキエアの機体。この便は、和歌山県の南紀白浜空港から来たチャーター便です。

【トキエアマーケティング室 山村宗グループ長】
「トキエアにとっては初めての2区間チャーター。ぜひ、和歌山県と新潟県の交流促進につながればと思っている」

トキエアとしては初めて運航した新潟空港と県外の空港を結ぶチャーター便。旅行会社に応募があった49人が搭乗し、その多くが新潟に初めて訪れたといいます。

【搭乗客】
「新潟は初めてなので楽しみ。新潟はすてきなところと聞いていたので、本当に楽しみで、迷わず申し込んだ」

2泊3日の新潟旅行での楽しみを聞いてみると…

【搭乗客】
「コメがおいしいのと、観光の本に海鮮が多く載っていたので、それが楽しみ」

【搭乗客】
「新潟は初めて。トキの自然公園や一番は金山」

その一方で、利用者低迷により減便などが相次ぐ新潟空港。

全日空が沖縄・那覇空港を結ぶ空の便を来年1月6日以降、2月と3月の特定日を除き運航を取りやめるほか、日本航空は大阪・伊丹空港を結ぶ空の便の冬期間の運航について減便するとしています。

【トキエアマーケティング室 山村宗グループ長】
「交流人口が各地に広がれば、新潟にも大きな貢献があると思うので、トキエアとしても頑張っていきたい」

新潟の空の玄関口を活気づけるため、トキエアは今後、和歌山県以外にもチャーター便を運航していく計画です。

NST新潟総合テレビ
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