クマの出没が相次ぐ中、8月26日に岩手県雫石町の小学校でクマの生態を学ぶ授業が行われました。
児童たちは、自分の身を守るために何ができるのか考えていました。

雫石町の西山小学校では、26日に3年生の総合学習の時間にクマの生態を学ぶ授業が行われました。

授業では、鳥獣対策に取り組む町の職員などがクマの大きさや足の速さなどを紹介したほか、今の時期はクマによる農作物への被害が多いことを説明していました。

町によりますと、2025年度は町内では2024年より96件多い153件のクマの目撃が報告されています。

このうち小学校がある西山地区は42件で、通学路での目撃情報も寄せられているということです。(2025年8月25日時点)

児童たちは「(前に)うちの庭に出た。子グマ。なるべく森とか林の近くには行かない」「(クマに遭遇したら)お腹を見せて、鈴を鳴らしながらちょっとずつ歩く」と話し、クマによる被害を防ぐために何ができるのか考えていました。

児童たちは今後、地域住民と協力して西山地区の「クマの出没マップ」を作成することにしています。

(岩手めんこいテレビ)

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