立憲民主党の小川幹事長は26日の記者会見で、参院選の総括を終えたことを報告し、総括が9月にずれ込み、“石破おろし”を念頭においた総裁選前倒しの検討を進める自民党に対して、「泥仕合をいつまで続けているんだ。いい加減にしてくれ」と厳しく批判した。

また、このような状況が「国政を停滞させている」と指摘し早期に国会召集を求めたいとした上で、「召集に足る人に召集してもらわないと」「自民党内の混乱・カオスを早期に収束してほしい」と、石破おろしをめぐる状況の早期決着を求めた。

自民党では、総裁選の実施を求める国会議員は書面で申し出る方向で調整が進められていて、党の選挙管理委員会は求めた議員について氏名の公表を検討している。

この件に関して小川氏は、「実名で戦えない人は国会議員として理解できない」と述べ、当然との認識を示した。

立憲民主党は今回の参院選を「事実上の敗北」と総括し、「抜本的な体制の見直しを行い党改革を進めていく」としている。

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