東京の早稲田大学の学生たちが岩手県田野畑村を訪れ、年中放牧する山地酪農の魅力を体験しながら学ぶフィールドワークに取り組んでいます。
田野畑村では地域課題の解決につなげることなどを目的に、毎年早稲田大学と連携してワークショップを行っていて、2025年で8年目となります。
今回は早稲田大学の学生10人が参加していて、8月26日は山地酪農を行っている吉塚牧場を訪問しました。
山地酪農とは農薬を使用せず年中放牧する方式の酪農で、学生たちは放牧地の草取りやチーズ作りといった牧場の日々の仕事を体験しながら、その魅力を肌で感じた様子でした。
参加した学生
「リアルな自然に普段触れることができないので、すごく空気もおいしいですし、素敵な時間を過ごせています」
「良いものを届けたいっていう気持ちが本当に伝わってきて、自分がいつも生活してる以上に物事を見なきゃいけないなと」
このフィールドワークは28日まで行われ、学生たちは大学に戻った後、田野畑村の魅力をPRするための提案を村に対してすることにしています。