台風12号の影響で、浸水などの被害が発生した鹿児島市の和田川付近の住宅地では26日もボランティアによる片付けや市の職員による消毒作業が進められていました。
8月21日、鹿児島市の和田川周辺の住宅地は台風12号の影響で浸水の被害がでました。
妙行寺に設置されたボランティアの本部では、食料品やマスク、ウエットティッシュの配布や被害の聞き取りが行われています。
また、地域の町内会長の西元実さんは被災した家を訪ね、27日開催予定の鹿児島市による住民説明会のちらしを配り、困っていることがないか聞き取りをしていました。
鹿児島市和田塩屋町内会長・西元実さん
「夜、朝もずっとまわってます。4日くらい。荷物から全部手伝いはやっている。『感染症対策を』という声が出ますからね」
鹿児島市は26日から床上浸水した住宅を対象に消毒を始め、26日は4世帯で行い、27日も2~3世帯で予定しています。
炎天下の中で行われる復旧作業、ボランティア参加者は首元を冷やすなど熱中症対策しながら作業を進めていました。
ボランティア
「ボランティアが倒れたりしたら大変だから休み休み、水分取りながら」
「ニーズが途中途中で入ってくる。時間がたてばもっとニーズがあるのでは。(今後は)人的な支援というのがもっともっと必要になるのではないか」