6月に世界初の「すし会談」を開いた富山県と北九州市。さらなる誘客につなげようと26日大阪で富山県と北九州市、それにJR西日本がすしの連携協定を結びました。
*リポート
「多くの人が行きかうJR大阪駅です。こちらには『富山県VS北九州市の大きなパネルが設置され、それぞれの地域の自慢の寿司ネタが紹介されていますまたどちらの地域に行きたいか、投票も行われています」
これは「寿司といえば、富山」をキャッチフレーズにブランディングに取り組む富山県と「すしの都課」を設置した北九州市がJR西日本とともに寿司の魅力を国内外にPRしようと企画されました。
26日はJR大阪駅そばの商業施設で連携協定の締結式が開かれ、互いの寿司をフックに、地域の活性化や交流人口の拡大を目指すことを確認しました。
*北九州市 武内市長
「世界に通用する「寿司」という言葉で日本の地方の素晴らしさを世界中に伝えていきたい」
*新田知事
「寿司文化をおいしく食べながら、楽しみながら、世界中に広めていきたい」
また、会場では互いの寿司を食べ比べる試食会が行われました。
富山からはベニズワイガニと甘エビの昆布締め、北九州市からは真サバの胡麻タレ、ヒラメの柚子おろし乗せが提供されました。
*試食した人は
「どちらも甲乙つけがたいくらいぷりぷりとしておいしくて、どちらに投票しようか迷っている。エビが甘くてぷりぷりして紅ズワイガニも中身が濃くて味がしっかりしてすごくおいしかった。」
*試食した人は
「食べる機会をもらって富山に食べに行きたくなった」
その後の投票の結果、52対48で、26日は富山の寿司に軍配が上がりました。
これらの寿司は来月以降、富山と北九州の回転寿司店でも提供され、食べ比べ対決が行われるということです。