2024年に名護市安和で普天間基地の移設工事に抗議する女性と警備員の男性が死傷した事故で、警察が女性を重過失致死容疑で書類送検する方針を固めた事が関係者への取材で分かりました。

2024年6月、名護市の安和桟橋の出口付近で、辺野古の埋め立て用土砂を運ぶダンプカーが抗議活動中の女性と男性警備員に衝突し、男性警備員が死亡、女性が足の骨を折る大けがをしました。

関係者によりますと警察は女性を重過失致死容疑で書類送検する方針を固め、起訴を求める「厳重処分」の意見を付ける方向で調整しているという事です。

ところで、ダンプカーの運転手などでつくる労働組合沖縄ダンプ協議会が26日に県警本部を訪れ、事故の再発防止に向けた取り組みを要請しました。

建交労沖縄ダンプ協議会 東江勇議長:
2台(同時に)出していていなければ、事故は起こらなかった。ダンプの交通安全という立場から、ぜひそういう指導をしていただきたい

協議会は27日、沖縄防衛局に対しても同様の要請を行う予定です。

沖縄テレビ
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