田久保眞紀 市長の学歴詐称問題に端を発し、混乱が続く静岡県伊東市。市の将来を憂い、選挙権を持たない高校生たちが立ち上がりました。
午前10時過ぎ。
伊東市・田久保眞紀 市長:
(Q.議会対応どうしますか?)・・・
8月26日も報道陣の問いかけに応じることなく登庁した田久保市長。
こうした中、伊東市内で暮らす男子高校生2人が話し合っていたのが…。
いとう子どもみらい会議・宮内友暉 代表:
参政権のない子供たちが何を考えているのか、市長や市議会に提言する機会を作りたい
宮内友暉さんと鈴木孝太郎さんはいま、選挙権を持たない子供たちの視点から伊東市の現在と未来について考えるグループミーティングを9月に実施するべく準備を進めています。
憂いているのは言うまでもなく、田久保市長の学歴詐称問題に伴う市政の混乱と停滞です。
いとう子どもみらい会議・宮内友暉 代表:
同級生に「伊東に住んでいる」と言うと「あ!伊東なんだ!ご愁傷様」という感じで、ちょっと伊東市民がバカにされているというか、可哀想だなというように見られていると感じる
いとう子どもみらい会議・鈴木孝太郎さん
一番考えなければいけない市民に対しての活動ができていない。自分の問題だけで市政を停滞させていることが一番問題
いとう子どもみらい会議は9月21日に予定されていて、懸案となっている図書館問題や小中学校の統廃合などについて意見をまとめ、市長や教育委員会に提言する方針です。