本物と同じ機能を持つオモチャの拳銃が静岡県内でも流通し警察が回収していたことがわかりました。
警察は年内に最寄りの警察署へ届け出るよう呼び掛けています。
福島流星 記者：
今回 警察が回収を呼び掛けているのがこちらになります。まさにゲームセンターなどで見かけるオモチャの拳銃です。ケースには対象年齢12歳以上と書いてあります
県警が回収を呼びかけているのは中国製のオモチャの拳銃「リアルギミックミニリボルバー」です。
付属のプラスチック製の弾を発射すること自体 威力は弱く危険性はありません。
ただ…。
県警 薬物銃器国際捜査課・船越勇彦 次席：
これオモチャの弾ですが本物の拳銃の弾である場合にセットして引き金を引いた時に撃ててしまう可能性が高い。ということで、これが今回（回収）対象の物件になる
弾を発射させる撃鉄（げきてつ）を呼ばれる点火装置など本物の銃と同じ発射機能を持っていて本物の弾を入れることも出来るといいます。
そのため輸入や所持・販売は違法となりますが警察は経過措置として12月末までの回収期間を設けています。
2024年12月以降 全国で約1万6千丁が出回っているとみられ、県内でも静岡中央署や沼津署に住民から届け出があり警察は8月26日までにあわせて10丁回収しました。
いずれもクレーンゲームの景品として手に入れていて、警察はこの拳銃を持っている場合は速やかに最寄りの警察署に届け出るよう呼びかけています。
