特別天然記念物のタンチョウなどが生息する北海道・釧路湿原の周辺で進むソーラーパネル設置工事について阿部文部科学大臣は、生態への影響の確認を求めることは適当だとする考えを示しました。
北海道の釧路湿原の周辺で進んでいるメガソーラーの工事を巡っては、釧路市教育委員会が国の特別天然記念物のタンチョウやオジロワシなどに影響があるとして、国に意見書を提出していました。
阿部文科相:
開発が天然記念物の滅失や毀損(きそん)につながることがないように、釧路市教育委員会におきまして適切に指導していただきたい。
阿部文科大臣は26日の閣議後の会見で、この意見書に対し、22日付で生態への影響の確認を求めることは文化財保護法の規定において適当であると回答したと明らかにしました。