SNS型投資詐欺などを未然に防いだとして銀行員など4人に警察から感謝状が送られました。

感謝状が送られたのは、ゆうちょ銀行宮崎店の川野舞子さんと黒木沙織さん、宮崎中央郵便局の黒木良一さんと橘明美さんの4人です。

このうち、ゆうちょ銀行の川野さんと黒木さんは、7月8日、リフォーム業者への支払いとして300万円を振り込もうとしていた80代の男性を窓口で対応。

男性が「指示を受けて投資している」などの話をしたため、詐欺の可能性が高いと判断し、警察に通報しました。

(ゆうちょ銀行宮崎店 川野舞子さん)
「お客様の財産を守れたことはいちばん良かったなと思っています。リフォームとかでしたら請求書や見積書があられるんじゃないですか?というふうにお尋ねしたんですけれども、そういうものはないとのことでしたので、警察に連絡をしました」

警察によりますと、男性はネットの広告からLINEアプリに誘導され、投資の先生を名乗る人物から現金を振り込むよう指示を受けていたということです。

県内では、7月末時点で、こうしたSNS型投資詐欺やロマンス詐欺が41件発生、被害額は総額5億3417万円に上っています。

テレビ宮崎
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