スタートアップ企業が優勝賞金100万ドルを目指し事業計画などを競い合う世界最大規模のビジネスコンテストの東北予選が、8月22日、仙台市青葉区で開かれました。
今年で7回目を迎えた「スタートアップワールドカップ」は、100以上の国と地域が参加するビジネスコンテストで、世界大会で優勝すると100万ドル、日本円にしておよそ1億5000万円の投資賞金を得ることができます。
22日、青葉区では東北予選が行われ、220社以上の応募の中から選ばれた10社が審査員を前に事業計画などをプレゼンしました。
このうち、宮城県内からも脱炭素社会の実現などを目指す、東北大学発のスタートアップ企業が登壇しました。
AZUL Energy
「皆さん、AIが引き起こす電力課題の真の正体についてご存知でしょうか。実はそれはこれまでにない規模と速さの瞬発力にあります。そこで私たちはアジュール(レアメタルフリー)を使った、新たな蓄電ソリューションで、この課題に取り組みます」
日本予選は、仙台のほか、東京と熊本で、すでに行われています。
この3つの予選で優勝した企業が、今年10月にアメリカのサンフランシスコで開かれる世界大会に出場するということです。