長崎・南島原市で、専門店の水槽から大量のメダカが盗まれる事件が発生した。防犯カメラには、「たも網」を持った男が慣れた様子で次々にメダカをすくい、持ち去る一部始終が映っていた。被害者は警察に相談している。
“慣れた手つき”で網を水槽に
長崎・南島原市の住宅街で8日午後9時半頃に撮影されたのは、右手に「たも網」を持って水槽に近づく“メダカドロボー”だ。犯行の一部始終をカメラが捉えていた。

メダカ専門店の前にやってきた黒い帽子をかぶり、Tシャツ、サンダル姿の男が一直線に向かったのは、ズラリと並んだ水槽。それぞれに生まれたばかりの100匹以上のメダカが入っていたという。

被害者によると、「メダカは今年生まれた分で、まだ生魚になっていない。今度、秋口にかけて販売する分のメダカがやられた」という。

男はあたりを少しうかがうと、水槽をのぞき込みたも網を入れた。さらに次々と、たも網を突っ込み、慣れた手つきで水槽からメダカをすくっていく。

そして男は、大量のメダカを容器などに入れることなく、“そのまま”持ち去った。
約400匹のメダカが被害に
被害者によると、このメダカは1匹1000円で販売しているもので、約400匹が盗まれたという。被害総額は40万円にのぼるとみられる。

被害者は「何を目的に取っているのか分かりませんけど、やめていただきたい」と訴え、警察に相談をしているという。
(「イット!」 8月20日放送より)
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