先月行われた参議院議員選挙の年代別の投票率は、全ての世代で前回の3年前を上回り、初めて20代前半の投票率が10代を上回りました。
県選挙管理委員会によりますと、先月20日に投票が行われた参院選の投票率は県全体が58.12%で、前回3年前から6.75ポイント上昇し、すべての世代で前回選を上回りました。
なかでも20代前半の投票率は、前回選を11.79ポイント上回る40.45%となり、選挙権年齢が引き下げられた2016年の参院選以降、初めて10代の投票率を上回りました。
今回20~30代の若年層の投票率が上がった要因について、県選挙管理委員会は選挙の争点が有権者の生活に近い物価高対策だったことやSNSを使った選挙戦で関心を持った若者が多かったためだとしています。