2025年10月に投票が行われる岡山市長選挙に、市民団体代表の新人・向谷千鳥氏が、無所属での出馬を表明しました。
(岡山市長選に出馬表明 向谷千鳥氏)
「市民の声が届く市政に変えたいというのが決意に至った経緯」
向谷氏は、福岡県生まれの67歳。共産党岡山地区委員会などでつくる市民団体の代表委員を務めていて、2014年の衆院選では岡山1区で立候補しましたが落選しています。
向谷氏は、税金の使い方の優先順位を見直すべきだとし、市が計画している新アリーナ構想は、一旦、白紙に戻すべきと主張しています。また、子供の医療費や給食費の無償化など市民の暮らしを最優先にする政策を目指すとしています。
(岡山市長選に出馬表明 向谷千鳥氏)
「新アリーナ建設は白紙に戻すというのが第一の公約当初はスポーツ振興で中高生が利用できる施設が少ないということだったと思うが、市民が使えない施設になるんではないかという懸念がある。もっと他の方法があるのではないか。原点に返る必要がある。」
岡山市長選挙には、これまでに現職と新人の3人が立候補を表明しています。任期満了に伴う岡山市長選は、9月21日告示、10月5日に投開票です。