2024年度、香川県の相談センターに寄せられたDV、ドメスティックバイオレンスの相談件数がまとまりました。件数は、前の年度と比べ減っていますが、男性の被害者が増えています。
香川県によりますと2024年度、県子ども女性相談センターに寄せられたDVの相談件数は1075件で、前の年度に比べ92件減りました。DV被害者を男女別でみると女性が510人と前年度に比べ減った一方、男性は、11人と増えました。
相談内容の内訳は、殴る蹴るなどの身体的暴力が590件と最も多く、次いで暴言や無視するなどの精神的暴力となっています。
年代別では、男女ともに40代が最も多く、20代から40代の子育て世代の割合が多くなっています。
県子ども家庭課は、DVに対する周知・啓発活動によって子育て世代を中心に相談しやすい状況になっているのではないかと分析しています。