◆ロサンゼルス・ドジャース5-4サンディエゴ・パドレス 17日(日本時間18日午前5時10分試合開始、ドジャースタジアム)
メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは16日(日本時間17日)、ホームでパドレスと対戦し、大谷翔平選手(31)は「1番DH」で先発出場した。
ドジャースは15日からのパドレス3連戦で2連勝を飾り、ナ・リーグ西地区でパドレスに1ゲーム差の単独首位に再浮上。前日16日、大谷は2打数1安打2四球、得点2の成績だった。
ドジャースの先発は今季1勝1敗・防御率3.08のグラスノー投手、一方のパドレスは今季2勝3敗・防御率5.61のダルビッシュ有投手(39)が先発した。
1回裏の第1打席、大谷はダルビッシュとの今季初対決で、カウント2-2からの5球目、低めの直球をはじき返し、ライト前へヒットを放って出塁。1死1、2塁となって4番フリーマンにスリーランホームランが出て大谷とベッツも生還し、MVPトリオの3得点でドジャースが3点を先制した。大谷はメジャートップ独走の今季118得点目となった。2死走者なしとなって6番パヘスにソロホームランが飛び出し、ドジャースが4-0とした。
2回表1死1塁で大谷VSダルビッシュの第2ラウンドは、初球の真ん中寄りシンカーを逆らわずレフト方向へ大きなフライを打ち上げたが、フェンス手前で左翼手がキャッチしレフトフライ。
3回表1死走者3塁で1番タティスJr.にタイムリー二塁打が出てパドレスが1点を返す。
5回表、この回先頭の7番ロレアノのソロホームランで2点差に。
2回以降立ち直り3、4回と三者凡退に抑えたダルビッシュは4回を投げて被安打3、被本塁打2、奪三振5、与四球2、失点4で2番手のアダムに交代した。
5回裏1死走者なしで大谷の第3打席、カウント1-2で4球目の外角低めチェンジアップを空振りして三振。
6回表、パドレスはこの回から代わったドジャース2番手バンダを攻め、1死2塁で6番オハーンがライト線へポトリと落ちるタイムリー二塁打を放ち、3-4と1点差に迫る。
7回裏2死走者なしで大谷の第4打席はパドレス4番手モレホンとの対戦。カウント0-2から3球目の内角低めスライダーを左中間方向へ打ち返したが、もうひと伸び足りずセンターフライに倒れた。
8回表、パドレスは1死2、3塁のチャンスを作り、8番代打イグレシアスのショートゴロの間に3塁走者が還り4-4の同点に追いつく。
8回裏、先頭の2番ベッツがパドレス5番手スアレスから左中間へソロホームランを放ち、ドジャースが5-4と再びリード。
試合は8回途中からリリーフのベシアが9回表を三者凡退で締め、ドジャースが5-4で勝利。パドレスとの首位攻防戦で3連勝のスイープを決め、パドレスに2ゲーム差をつけて地区首位を堅守した。
大谷は4打数1安打、得点1、三振1の成績だった。